夏休みもしっかりお⼝をケアしましょう!
夏休みはいかがおすごしですか?
「新型コロナウイルスの影響や外出自粛の要請による生活の変化に関する調査」(サンスターグループ) によると、マスクによる口臭の悩みや、自粛生活のために歯医者に気軽に行けないこともあり、歯磨きの回数や時間が増えたり、洗口液を使うようになったなど、オーラルケアに対する意識が高まった方が増えているようです。
夏休みは連休もあり、子どもだけでなく大人の方も生活が不規則になる時期です。美味しいものを食べる機会が増えたり、夜更かしや歯みがきをさぼってしまったり…。お口のケアは継続できていますか? 簡単にではありますが、この機会にお口のケアについて復習しておきましょう。
① 歯磨きについて
歯磨きの前に、歯ブラシの毛先は開いていませんか?歯ブラシは毛先が広がるとブラッシング効果が下がってしまいます。それだけでなく、歯ぐきを傷つけてしまうことも。歯ブラシは 1 か月を目安に交換することをおすすめします。
歯科医院で定期健診に通っている方は、歯磨き指導で教わった磨き方を思い出して、実践してみましょう。過去のコラム「 歯みがきの基本 」でもご紹介しています。
お子様の場合は、自分で歯が磨ける年齢になっても、特に生え変わったばかりの歯は酸に弱く虫歯になりやすいため、低学年頃までは仕上げ磨きを続けるといいでし ょう。仕上げ磨きを卒業しても、可能であれば、磨きにくい部分や磨き残したポイントだけでも大人がチェックして、お子様にそのポイントを教えてあげるといいでしょう。
夏休みに、子どもが楽しく歯みがきをするための工夫として、歯みがきカレンダーを使ってみたらいかがでしょうか︖
かわいいカレンダーを下記に紹介しておりますので、印刷してシールを貼ったり色を塗ったりして使ってみてくださいね。
kao 歯みがきカレンダー https://www.kao.co.jp/clearclean/calendar/
② 食事
食事にも気を使い、歯に良い食べ物を選びましょう。
虫歯になりにくい食べ物は、りんごやサツマイモ、にぼし、チーズなどの様に自然の甘み、噛み応えがある、食べかすが残りにくのが特徴です。さらに食べるときによく噛むことで唾液がたくさん出て口の中をきれいにし、虫歯や歯周病などを防ぐことがでます。
しかし食事は楽しみながら食べることが一番です。栄養バランスも考えながら、普段の食事に少し意識して取り入れるといいでしょう。
③ 生活習慣
休みが続くと夜更かしや、朝遅くまで寝たり、好きな時間にご飯を食べたりなど、生活リズムが崩れがちです。ゆっくり休む、しっかり 3 食食べる、適度な運動をするなど規則正しい生活はお口とからだの健康の基本です。
すでに虫歯があったり、気になることがあるお子様は、夏休みの間に治療しておきましょう。
正しい歯の磨き方がわからない、自分に合った歯ブラシが知りたいなど、その他気になることがあればお気軽にご相談ください。
■参考
公益財団法人ライオン歯科衛生研究所 https://www.lion-dent-health.or.jp/labo/article/tool/01.htm
SUNSTAR https://www.sunstar.com/jp/newsroom/news/20200518/