2025年7月20日

夏休みのお口のトラブルを防ごう!子どもの歯を守る4つのポイント

夏休みは、子どもたちにとって遊びやイベントが盛りだくさんの特別な期間。一方で、いつもと違う生活が続くことで、気づかないうちに「お口の健康」に影響が出てしまうこともあるんです。

今回は、夏休み中に気をつけたいお口のトラブルと、親子でできる予防ポイントをご紹介します。

 

夏休みは「お口のトラブル」が起きやすい!?

夏休みの冷たいお菓子に注意

普段は規則正しい学校生活の中で整っていた生活リズムも、夏休みになると夜更かしや朝寝坊が増えがち。それに伴って、歯みがきのタイミングが乱れたり、つい忘れてしまったりするケースも見られます。

さらに、暑さから冷たいジュースやアイスを頻繁に摂るようになると、糖分が多くなり、虫歯のリスクも上昇します。

 

気をつけたい4つのポイント

① 歯みがきの「回数」より「タイミング」が大切

夜は特に虫歯菌が活発になる時間。

寝る前の歯みがきは、少し遅くなっても丁寧に行いましょう。昼間は、甘いものを食べた後にうがいをするだけでも◎です。

 

② 冷たいおやつに注意

冷たいおやつに注意

アイスや炭酸飲料などは、冷たさや甘さでついつい頻繁に口にしがち。食べる量や回数のルールを作っておきましょう。

 

③ 仕上げみがきを習慣に

仕上げ磨き

奥歯の溝や歯の間は磨き残しが出やすい部分。夜だけでも保護者による仕上げみがきを続けると、虫歯予防の効果がグンと高まります。

 

④ 外出先でもお口ケアを忘れずに

旅行や帰省などで外出が増える時期でもあります。歯みがきセットを持ち歩いたり、食後にガムやキシリトールタブレットを取り入れるなど、簡単な工夫で予防効果が期待できます。

 

歯科でのチェックも夏休みのうちに!

子どもの予防歯科

夏休みは、時間に余裕があるからこそ歯科検診のチャンスです。虫歯のチェックはもちろん、永久歯の生え変わりや歯並びの確認もこの時期に行っておくと安心です。

当院では、お子さま一人ひとりの成長や生活リズムに合わせたケア方法をご提案しています。「夏の間にお口の健康を整える」ことが、二学期以降の元気な毎日につながります。

 

まとめ

今回は、夏休み中に気をつけたいお口のトラブルと、親子でできる予防ポイントをご紹介しました。

夏休みは、子どもたちにとって楽しい季節であると同時に、虫歯やお口のトラブルが起こりやすい時期でもあります。生活リズムの乱れや間食の増加によるリスクを防ぐには、毎日のちょっとした習慣がとても大切です。おうちでのケアと定期的な歯科でのチェックを組み合わせて、夏の間もお子さまのお口の健康をしっかり守っていきましょう。

ご心配なことがあれば、いつでも当院にご相談ください。お子さまの成長に合わせたサポートをさせていただきます。