2022年3月27日

おやつの食べ方を工夫しよう

虫歯になりにくいおやつの食べ方・選び方

 

子どもは成長するためにエネルギーが必要です。しかし胃袋が小さく、1回の食事でたくさん食べることができません。そこで、食事だけでは摂れない必要なカロリーや栄養を補うのが「おやつ」です。

食べる楽しみを学ぶ食育や、家族や友人とコミュニケーションをとる大切な役割もあります。

虫歯になりにくいおやつの食べ方・選び方のポイントをおさえて、おやつを楽しくおいしく食べましょう。

 

おやつを食べるときの3つのポイント

①おやつの時間を決める

おやつの時間を決める

食べ物が口の中に入っている時間が長いほど虫歯になりやすくなりますので、おやつの時間を決めて食べましょう。例えば、1~2歳は午前10時頃と午後3時頃の2回、3~5歳は食事の量も増えるため午後3時ごろの1回を目安に、食事に影響しないように食べましょう。

また、遊びながらやテレビを見ながらなど、だらだら食べずにきちんと座って行儀よく食べることを心がけましょう。

 

②1回のおやつの量を決める

1回のおやつの量を決める

1~2歳:100~180kcal、3~5歳:140~240kcalを目安に1回の量を決めて、お皿に入れて食べましょう。お皿に移すことで、食べ過ぎを防ぐことができますよ!

 

③虫歯になりにくいおやつを選ぶ

虫歯になりにくいおやつを選ぶ

「おやつ=お菓子・甘いもの」ではありません。栄養があり、エネルギーになりやすく、自然の甘みがあるもの、添加物が少ないものを選びましょう。

 

虫歯になりにくいおやつの選び方

虫歯になりやすい食べものは、糖分が多く、歯にくっつきやすい、口の中に食べ物が入っている時間が長いという特徴がありますので、おやつを選ぶときに覚えておきましょう

果物や芋類、チーズ、小魚など、歯ごたえのあるものは、よく噛むことでお口の成長にもつながり、満足感を得ることができます。小さいうちはあまり固いものから与えず、お子様のお口の成長に合わせて、様子を見ながら噛み応えがあるおやつを取り入れましょう。

おやつの時は水分補給も大切。ジュースやスポーツドリンクなどは避け、牛乳や水・お茶・果汁100%の飲み物選ぶと良いでしょう。

虫歯になりにくいおやつ

虫歯になりにくいおやつの食べ方・選び方を紹介しましたが、楽しんで食べることが一番です。虫歯になりやすいからと言って甘いものや好きなお菓子を食べてはいけないわけではありません。例えば、甘いものを食べるときは、飲み物はお茶や牛乳にする、炭酸飲料や甘いジュースを飲むときはチーズや小魚を食べるなど、バランスよく組み合わせてみましょう。

もちろん、食べた後は歯を磨くことを忘れないでくださいね!

 

参考

Kao クリアクリーン https://www.kao.co.jp/clearclean/oralcare/nyushi/06/