2025年1月20日

効率重視が逆効果?ながら食べが体に与える悪影響

ながら食べ

現代の忙しい生活の中で、パソコンやスマホを見ながら、さらには仕事や勉強をしながら「ながら食べ」をしている方も多いのではないでしょうか。効率的に時間を使うつもりでも、この「ながら食べ」には様々なデメリットが潜んでいます。

今回は、ながら食べが体に与える影響と、健康的な食事のために心がけるべきことについてご紹介します。

 

「ながら食べ」が体に与える影響

咀嚼回数の減少

食事中に他のことに気を取られると、咀嚼回数が減ってしまいます。消化不良や満腹感が得られにくくなります。

 

唾液の分泌量が減る

咀嚼回数が減ることで、唾液が十分に分泌されません。唾液には、食べ物を消化する酵素が含まれているため、唾液の分泌量が減ると消化不良を引き起こしやすくなります。

 

栄養吸収率の低下

十分に咀嚼されていない食べ物は、消化吸収がうまく行われず、栄養が体内に吸収されにくい状態になります。

 

肥満のリスク増加

咀嚼回数が減ると、満腹中枢が刺激されにくくなり、食べ過ぎてしまう可能性が高まります。

栄養吸収率の低下

 

味覚の低下

食事中に他のことに気を取られると、味覚が鈍くなり、食事の楽しさが半減してしまいます。

 

姿勢が悪くなる

ながら食べは、猫背になったり、足を組んだりするなど、姿勢が悪くなることがあります。姿勢が悪いと、しっかり噛めない、消化器官の働きを阻害する可能性があります。

食事の姿勢

 

健康的な食事のために

ながら食べをやめ、食べることに集中しましょう。食事の時間は余裕を持って、正しい姿勢で、味わって食べることを心がけましょう。誰かと一緒に楽しい話題を共有しながら食事をしたり、好きな食器を使ったり、彩りの良い食事をしたりするのもおすすめです。

楽しい食事

 

まとめ

今回は、ながら食べが体に与える影響と、健康的な食事のために心がけるべきことについてご紹介しました。

ながら食べは、一見便利なように思えますが、健康に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。食事は、単に栄養を摂取するためだけでなく、心身をリラックスさせる大切な時間です。食事の時間には、食事に集中し、ゆっくりと味わうことを心がけましょう。