2023年2月22日

歯並びと遺伝は関係あるの?

子どものお口のトラブル

自分の歯並びが悪いから、子どもの歯並びが心配という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は歯並びが何によって決まるのか、良い歯並びに導くためにどのような事に気をつければいいのか、そして当院の取り組みをご紹介します。

 

歯並びはどうやって決まるの?

子どもの歯並び

そもそも歯並びはどうやって決まるのでしょうか。

お子様の歯並びは、歯並びに関わる顎や骨、歯の大きさなどが両親と似てくることから、歯並びは遺伝が関係していると言えますが、歯並びが決まる要因は遺伝だけではありません。

癖や生活習慣、食べるものなども関係してきます。これらは一緒に生活をしていると自然と似てくるものですが、親の歯並びが良いからと言って、子どもも良い歯並びになるとは限りませんので油断は禁物です。

 

歯並びが悪くならないためにご自身でできること

歯並びは遺伝だけでなく、虫歯などのお口のトラブルや生活習慣なども関係しています。ご自身で予防できるものをご紹介します。

  • 口呼吸にならないように鼻呼吸を心がける
  • 乳歯のころから虫歯にならないよう気をつける、虫歯になってしまったらしっかり治療する
  • お口のトラブルを放置しない
  • 歯の生え変わりが上手くいかない(なかなか乳歯が抜けない、永久歯が生えてこないなど)場合は歯科医院で相談する
  • 爪を噛んだり、歯が生え変わる時期まで指しゃぶりをするなどの癖に気を付ける
  • 顔や口元を強く打ったりしないように気を付ける
  • 柔らかい食べ物ばかりでなく、無理なく噛み応えのある食べ物を取り入れ、よく噛んで顎の正しい成長を促す
  • かかりつけの歯科医院をもち、虫歯などお口のトラブルを予防し、定期的にお口の成長を確認する

 

成長過程にある子どもの歯は、大人に比べるとお口のトラブルや生活習慣の影響を受けやすいですが、動かしやすく歯並び改善もしやすいですので、何か気になることがあれば早期に対応することが大切です。

子どもの歯

 

当院の取り組み

当院では歯並びが悪くならないように予防するMFT(口腔筋機能療法)を取り入れています。MFTとは、①口を閉じる、②舌を上に付ける、③正しく食べる、④正しく飲み込む、⑤正しく喋るためのお口のトレーニングのことです。この5つができるようになると、きれいな歯並びやかみ合わせ、鼻呼吸、きれいな姿勢につながります。当院では低年齢のお子様にもお口のトレーニングに通っていただいております。

また、正しいお口の成長をサポートする小児口腔機能育成Vキッズや、小児マウスピース矯正治療も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

 

この他、多くの矯正装置を取り扱っていますので、お子様だけでなく成人の方もご自身のお口の状態やライフスタイルに合わせて矯正装置を選ぶこともできます。

歯並びや口元を気にせず、明るい笑顔で心身ともに健康な生活を送れるようサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

 

矯正治療ページも併せてご覧ください。