歯に良い⾷べ物のお話
新型コロナウイルスによる自粛生活や春休みで家にいる時間が増えてくると、不規則な生活やお菓子を食べたりする機会も増えますね。栄養の偏りや不規則な食事などによる肥満、生活習慣病などの増加、過度なダイエットなど、様々な健康に関する問題が身近になっています。
特に子どもにとって食事は、歯や顎の成長と健康に大きく関わります。子どものころから食べることに関する知識をつけて、少しでも意識をして食べものを選択することで、健康な体作りをすることができます。
もちろんバランスの良い食事をしっかり噛んで食べることで、子どもだけでなく大人も、消化器官への負担を減らしたり、唾液がしっかり出ることでお口の中をキレイにしたり、脳へ刺激を与え機能を活発にしたり、肥満予防になったりと良いことがたくさんあります。
この機会に、どんな食べ物が歯に良いのか一緒に考えてみましょう。
歯に良い食べ物とは?
そもそも歯に良い食べものとは「歯を丈夫にする食べ物」「汚れが残りにくい(虫歯になりにくい)食べ物」を指しています。主にカルシウムやタンパク質、ビタミンなどを含む食品や、噛み応えがある食品が挙げられることが多いです。
歯に良い食べ物の特徴
虫歯になりにくい食べ物は、⾃然の甘み、噛み応えがある、食べかすが残りにくいといった特徴があります。
具体的には、りんごやサツマイモ、にぼし、チーズ、煎餅などです。
虫歯になりやすい食べ物の特徴
虫歯になりやすい食べ物は、⾷べている時間が長い、砂糖を含んでいる、⻭にくっつきやすい、⼝に残りやすい、酸性度が⾼いなどと言った特徴があります。
具体的には、ガムやキャラメル、アメ、ジュース、チョコレートなどです。
しかし、⾍⻭になりやすいからといって食べてはいけないわけでもなく、逆に⾍⻭になりにくいからと⾔って、そういった⾷材ばかり食べればいいというわけでもありません。
両⽅を組み合わせ、栄養バランスを考えながら、味や食感を楽しんで食べることが重要です。
お子様が小さい場合は、⽢いものを覚えるとどうしてもぐずってしまうこともあります。砂糖ではなく、キシリトールを⽢味料に使ったお菓⼦もありますので、そういったものを組み合わせると、無理なく楽しみながら続けることができるでしょう。