2020年11月24日

歯を削らず白くするホワイトニング

お知らせでも紹介しましたが、11月からポリリン酸ホワイトニングを導入しました!

ポリリン酸は、歯面の汚れを落とす・汚れがつかないようにする、白さを増す・口腔内を清潔にして口腔環境を整える、という要素を備えたお口に優しいホワイトニング成分です。透明感のある自然な白さを実現可能です。

そこで今回は、ホワイトニングについてご紹介いたします。

 

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、歯を削らず、麻酔をすることなく、専用の薬剤を使用して歯を白くする方法です。表面的な汚れや着色をしっかり落としたうえで、ご自身の元の歯の色をより白くしたい場合に、ホワイトニングが有効です。

 

ホワイトニングのメカニズム

ホワイトニングのメカニズム1
①ホワイトニングをする前
歯の中に色素が多いため、歯が黄色く見えている状態
ホワイトニングのメカニズム2
② 色素分解
ホワイトニング剤を塗布し、色素を分解している状態
ホワイトニングのメカニズム3
③ ホワイトニング後
徐々に色素が減り、歯が白くなりました。

 

ホワイトニングの種類 

当院では担当医の指示のもとに、患者さんが自宅で行うことのできるホームホワイトニングと、歯科医院で行うオフィスホワイトニングをご用意しています。

 

ホームホワイトニング

ご自宅で歯を漂白する方法です。患者様の歯型に合わせたマウストレーを製作して、マウストレーにジェルを注入して歯に装着することで歯を漂白します。低濃度の薬剤を2~3週間かけて使用するので、時間はかかりますが、薬剤が深く浸透し、白さが長続きすること、自由な時間にできることといった特徴があります。

ホームホワイトニング

 

オフィスワイトニング

歯科医院で実施する歯の漂白方法です。歯肉を保護してから、歯の表面にホワイトニング効果の高い薬剤を塗り、光を照射することで、短時間に歯を白くします。ホームホワイトニングで使う薬剤より高濃度のものを使用しますので、短期間で効果が現れます。

オフィスワイトニング

 

ホワイトニングをするにあたっての注意

ホワイトにイングをするためには、お口が健康であることが前提です。虫歯などがある場合は事前に治療が必要になります。

ホワイトニングの効果には個人差があります。歯の質、変色の原因、及びその程度に個人差があるため、早く白くなる方となかなか白くならない方がいます。また、神経のない歯や、被せ物などの修復物は白くなりません。

ホワイトニングはある一定の後戻りをするため、キープするには、定期的なホワイトニングを実施することが必要です。

 

また、下記に当てはまる方はホワイトニングができないケースがあります。

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 無カタラーゼ症の方
  • 重篤な知覚過敏症の方
  • 重篤な歯周病の方
  • 歯科診療で用いる材料にアレルギーのある方

虫歯や歯周病などは、事前に処置をして健康な状態を取り戻すことで、ホワイトニングを施術することができる場合もございます。その他ホワイトニングのメリット・デメリットなど、詳しくはスタッフまでおたずねください。

ホワイトニング」のページにもホワイトニングの流れなどを紹介していますので、ご覧くださいませ。